どんな高地でもスピードをプラスする、超軽量・高耐久性バックパック
購入ページへ登山、トレイルランニング、スキー登山、クライミングと多岐にわたって使えるこのバックパックは、強靭なダイニーマ®繊維と、伸縮性の高いダイニーマ®のストレッチパネルをフロントに使用。バッグの荷重が最適な形で安定する構造となっています。
垂直壁での活動にも適したこのバッグはまた、アイスアックス用のループと対角線型のスキーホルダーを装備。ハーネスはケーブルを使って瞬時に調整が可能で、体にしっかりと密着させることができます。さらにショルダーハーネスには500mlのフラスクを収納できる2つのメッシュポケットと2つのジップポケットも搭載された、革新的な登山用バックパックです。
素材 | ダイニーマ®キューベンファイバー+ダイニーマ®ストレッチリップストップ素材
※ダイニーマ®の繊維の強度は、同重量のスチールの15倍です。 |
重量 | 450g(本体のみ、着脱可能なアクセサリー部分を含まず) |
装備 | ストレッチ素材使用による拡張可能な容量
通気性を備えたSpeed Fit™ケーブルで調節可能なショルダーハーネス 2つのアイスアックスホルダー 取り外し可能なギア用コード 取り外し可能な対角線スキーホルダー 2つの500mlフラスク収納用ポケット ハイドレーションシステム内臓 取り外し可能なキークリップ付きインナージップポケット |
「このバックパックは、軽量で素速く登りたいときの僕の新しい相棒さ。」
高山でのスピードを上げるために特別に開発された、画期的なミレーのトリロジー15+。その開発段階では、6つ以上の試作品がミレーのオーストリア人テクニカルアドバイザー、フィリップ・ブルッガーによるフィールドテストを受けた。
この28歳のオーストリア人アルピニストは、素速く軽量で行う登山スタイルの先鋒として、キリアン・ジョルネやウーリー・ステックによって広く知られるようになったこの登山スタイルに熱い爪痕を残している。アイガー北壁を10時間で制すると、その後続々とスピード登攀記録を残し(グロースグロックナー、ピッツベルニナ、ホッホフェルナー北壁、ツヴェルファーコーゲル北壁など)、さらにリューゼナー・フェルナーコーゲルの北壁と東壁の初のソロ登攀を成功させるなど、登攀とスキー登山のレースを次々に制覇。わずか数年の間に、輝かしい功績を彼の(もちろん軽量の)バックパックにどんどん詰め込んでいるのだ。
熱心な反面、思慮深く理性的でもあるフィリップは、機敏で軽量な装備であることは安全面においてもベストな保険だと確信している。「このやり方が、いわば登山の未来だと思う。どんな状況にも極めて柔軟に対応できる唯一の方法だからね。速く進めば進むほど、その場所での滞在時間は減るから、その分リスクも抑えられるんだ。」
これは、負けず嫌いで貪欲な彼の性格に合った登山スタイルなのだろう。「僕はできればとにかく走って、クライミングやスキーをして、一回の遠征でできるだけたくさん多くの峰や山壁を登りたい。だから一日で標高差5,000メートルなんて余裕でこなせる、と自分に言い聞かせるんだ。そしてひたすら前に進む。座ってなんかいられない。」