ユーザーヴォイス
アスリートやクライマーたちのフィールド着用感
プロ パラグライダー
呉本圭樹
高度100m上昇するたびに気温が0.65℃下がる空の中、上昇、下降を繰り返して飛び続けるパラグライダーにおいて、気温の変化によるパフォーマンスの維持は大きな課題です。 乾燥した大地を飛ぶスペインやポルトガルでは、地上が40℃になるのに、高度は3,500m以上上昇する。つまり3,500mの地点では18℃以下になる。しかも常に風を受け続けるので、体感温度は更に下がります。一方で、高度を下げると今度は熱くて汗が噴き出てきます。 ドライナミック メッシュはその悩みを大きく軽減してくれています。汗が出る高度では体から汗を早く外に出してくれることで快適に、逆に高度が上がって寒くなると空気の層が体を温めてくれます。 また、トレーニングで軽量のパラグライダーを担いで山を登り、山頂から飛ぶという中では、汗をかいていく登りでは早く体を冷やし、飛んでからは体を保温してくれるので、フライトも快適で、体温が下がることなくパフォーマンスの高いフライトができます。フライト時間も長いときには5時間以上も飛ぶので、ドライナミックメッシュが体を保温してくれるのは本当に助かり、今ではフライト時に手放すことができなくなっています。
白馬山案内人組合 副組合長 / 山岳スキーヤー
松澤幸靖
山岳スキーなど冬山での行動で、ミレーのドライナミック メッシュを着用する前までは、化繊のアンダーこそ着用していましたが、登ったあとの滑りの際や冷たい雨風が当たると、急に冷えを感じ、それらの繰り返しにより体力を奪われることが多くありました。化繊とはいえ、急な汗の量に対処できない物も多くあり、もの足りなさを感じていたのです。 しかし、ドライナミック メッシュを着用してからは、どのような急な汗、風雨でもそのような冷えを感じることは無くなりました。 また、夏の暑い山でも多くの汗をかきますし、突然の雨や風によって体感温度は激しく変わるものです。 体感温度の変化が激しいと、当然体力も奪われやすくなり、精神的な負担に加え、食料や水分も余計に必要になってきます。ドライナミック メッシュを着用することによって、個人的には体力の維持や荷物の軽量化、モチベーションの安定につながっていると感じています。
山岳スキーフォトグラファー
松岡祥子
冬は山スキーの写真を、夏は沢登りの写真を撮っています。
ドライナミック メッシュはどちらにも使えるアンダーウェアで、主に2つの利点があります。
1つ目は着ていて快適であること。
2つ目は着ていて楽しくなること。
山ではレイヤリングが大事で、間違えると汗冷えしたり、低体温症のリスクが高まったりしますが、ドライナミックメッシュは厚手の網状のデザインにより汗で濡れることがなく、空気の層のおかげで衣服も肌も濡れずに快適です。
そして空気の層は暖かく、初冬の登山や厳冬期の山スキーに最適です。
沢登りでも、泳ぎの多い沢は特に身体が冷える場面が多いですが、ドライナミックメッシュが肌と衣服の間にあることにより、冷えが軽減されます。
ショーツやタンクの組み合わせは通勤でも快適で、年間を通していろんな場面で重宝します。
着心地はゆったりしていて締め付け感もないため着ていてリラックスできますし、何よりデザインが面白いので着用すると楽しい気持ちになれます。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド
杉本龍郎
7月はじめ、劔岳の八ツ峰にて着用ドライナミック メッシュを着用した。 テント場の劒沢に行くまでの別山乗越への登り、そして別山八ツ峰の稜線に出るまでの長次郎谷の雪渓のアプローチ、この2カ所にて大量の汗が噴き出たが、ドライナミック メッシュが噴き出た汗をしっかりと吸ってくれたため、背中などが汗ばむことはなかった。 夜テント内で寝ているときは、夏場でもかなり冷える劔沢での幕営にも関わらず、独自の厚さと作り出す空気の層のおかげで身体が冷えることなく翌日の登攀にしっかりと備えることが出来た。 八ツ峰のⅠ,Ⅱ峰間から劔岳本峰までの縦走は長丁場で、このシーズンはまだ残雪もあり雪渓あり、岩稜あり、そして下っては登り返しとなるハードなルートだ。 そんなルートもドライナミック メッシュのおかげで汗ばんだり、汗冷えすることなく文字通り身体をドライに保ち快適に縦走を終えることが出来た。 汗から身体を守るため、夏冬など季節を問わず今後も使っていきたい。
クライマー
鈴木直也
このドライナミックメッシュの着心地は、とにかくフィット感が素晴らしく、メッシュ生地なので、初めは慣れるまで若干の違和感を感じますが、痛みなどは一切なく、気づけば引き締まった感覚のあるフィット感のみが残ります。 気温の高い環境で登ったり、とにかく汗をかく場面が多いと、今まで速乾性のシャツだけでは、満足するドライ感はありませんでした。私は特に、綿生地のシャツを着ることが多く、ご想像通り、大量の汗をかいた時は大変でした。 そんな中、数年前にドライナミック メッシュと出会い、とにかく衝撃的だったことは今でも覚えています。汗をかいてもドライナミック メッシュはほぼ完全に乾いている、しかし、かいた汗は上着に吸い込まれている、肌はドライ感をキープしているので、汗を吸ったシャツを脱いだ瞬間、汗をかいていたことを忘れるほどです。 登山者だけではなく、クライマー、自転車、散歩、そして汗をかく環境にいる方々など、あらゆる面で活躍されている方々へ絶対お勧めしたいアンダーウェアです。
白馬遭対協山岳救助隊員
久田重太
夏山常駐パトロール隊員や遭対協隊員として、遭難救助の現場で着用しています。 夏場の暑い時期の背負い搬送で大汗をかいても、メッシュのお陰でシャツが張り付き不快になることなく、また汗がひいたあとの汗冷えもありませんでした。また早朝や夜間のような寒い状況での救助活動では、メッシュで作られた空気の層で非常に暖かく感じられ、活動中も常にドライで一定の着心地でした。どのような条件でも快適に活動させてくれるインナーだと思います。
スカイランナー / 山岳スキーヤー
遠藤健太
スカイランニングのスタイルで山に行くときに活躍するのが「ドライナミック メッシュ」です。最小限の装備でFast & Lightなスタイルで麓から山頂まで、時に標高差1000m以上を一気に駆け登ります。時間にすれば約1時間ですが、山頂につく頃には汗だくになり、速乾性のあるウェアだけではベタつき、汗冷えしてしまいます。しかし、「ドライナミック メッシュ」をウェアの下に着ているとメッシュ構造の繊維自体が汗を保水せずにベースレイヤーに汗を吸い上げ逃がしてくれます。さらに肌との接触面が少ないため、まったくべたつかず汗冷えしません。メッシュ生地の通気性によって汗を吸ったベースレイヤーも素早く乾き、汗をかいたことを忘れるほど常にドライ感を感じられます。さらに伸縮性にも優れており、足をあげたり腕を振る動作もスムーズに行えます。撥水剤や専用の洗剤などを使わなくてよいのでメンテナンスも楽で長く使えそうです。
スカイランナー / 山岳スキーヤー
小寺教夫
スカイランニングシーズンを前にドライナミック メッシュを初めて着用しました。最初は「動きにくいのでは?」だとか、「重ね着は暑いのでは?」という心配を感じていましたが、着用してみるとまったくその心配はなく、伸縮性に富んだ生地はピッタリと身体にフィットして、走る動きを妨げません。また、メッシュ生地は肌との接触面積が少なく通気性も良いので、着用することでの暑さを感じることもありませんでした。そして実際のトレーニングやレースで使用してみると、ドライナミック メッシュの持つドライ機能を確かに実感。運動で発汗が始まると、汗はドライナミック メッシュにより肌から吸い上げられ、その上に着た速乾性のあるウェアを通じて蒸発し 、肌やウェアをドライに保ってくれます。ドライナミック メッシュを着る以前に感じていた肌のヒンヤリ感や、ウェアが肌に張り付く不快なベッタリ感が解消され、競技パフォーマンスの向上につながっています。もちろん運動強度が高まるほど発汗は増えるので、一定量以上になると処理能力を超えますが、その場合でも肌やウェアのドライ感は未着用時に比べてより高いレベルでキープされます。
日本登山医学会認定 国際山岳医
日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド II
千島 康稔
「速乾性の下着」というと、暑い季節のものと思いがちですが、これからの寒い季節にも重要なアイテムだと思います。 ドライナミック メッシュの特徴のひとつが、やや粗めで厚みのあるメッシュが作る空気の層でしょう。肌に接する部分から余分な水分を逃がして動かない空気の層を作ることで、熱伝導による体温喪失を抑えてくれます。 晩秋から初冬にかけて寒くなりはじめの時期、体幹部(胴体)の保温には気を遣いますが、意外とおろそかにしがちなのが上肢(腕)の保温です。私自身この時期に、身体はほてっていても腕が冷たくて手がかじかんだような状態になることがありました。腕の部分の衣服が厚くなることで、動きが制限されたり圧迫感が出るのではないかと懸念して、上肢をやや薄着にしていたためでしょう。 今回、ドライナミック メッシュの3/4スリーブを着用して氷点下12℃の稜線を歩いてみました。心配していた圧迫感やゴワゴワした違和感はなく、素肌に近い部分に空気の層が保たれていることで腕が冷えにくくなった印象でした。 人間は寒冷環境に置かれたとき、身体の中心にある重要な臓器の温度を保つために、腕や脚の血流を減らして体温を維持しようとします。腕に冷えを感じることは手の部分の血流減少を助長して凍傷のリスクを高めることになり注意が必要です。 いままでは中間層を重ね着して寒さをしのぐことを考えていましたが、今回、一番肌に近い部分の「質」をあげることも重要だと感じました。
探検家
髙橋大輔
旅衣八重着重ねてい寝ぬれどもなほ膚寒し妹にしあらねば
(玉作部國忍『万葉集』 巻20-4351 )
万葉歌人の恋の歌だ。「衣を八重に重ね着しても肌寒くて眠れない」という旅の現実が詠まれている。わたしはこれこそ、アウトドアウェアとレイヤリングに関する日本最古の歌のひとつだと思う。
現代でも旅衣はやはり重ね着が基本だ。わたしがベースレイヤーのドライナミック メッシュを最初に着用したのは、黙っていても汗が噴き出す真夏だった。網シャツは見た目に涼し気であるばかりか、汗を吸収して蒸れや濡れを防ぐ。わたしはドライナミック メッシュを夏に着るものと思い込んだ。冬に網シャツなんて寒そうではないか……。
ところが10月に剱岳を登ったときのことだ。早月川の上流部、立山川を遡り、藪漕ぎをして剱岳にアタックした。高度が上昇するにつれ、体で感じる季節感は汗ばむ夏から、雪が降り出しそうな冬へと変わった。ドライナミック メッシュを着ていたわたしは汗をかいても、衣服をドライに保つことができた。だが、そればかりではない。網目の間に空気が閉じ込められ、体が暖かい膜で覆われていることを実感した。ドライナミック メッシュは夏だけのものではない。いや、むしろ肌寒い冬にこそ威力を発揮する。それは春夏秋冬、1年を通して多様に変化する山の気象条件に対応するオールマイティアンダーウエアなのだ。
旅衣を八重に着込まねばならなかった万葉歌人に着せてあげたかった。いや、もし彼らがドライナミック メッシュを着ていたら、万葉集の名歌は詠まれなかったに違いない。
MTBプロ
平林安里
マウンテンバイクレースシーズンはほぼ4月~11月の間に行われ、11月~3月はオフシーズンとなります。オフシーズンといえど日々50km前後のライディングをこなします。私のホームである白馬村の冬は降雪も多く気温も0℃を下回る日が続きますが、そんな中でもライディングトレーニングは欠かせません。 実際のライディング中は、外気温と関係なく発汗量の高い状況にさらされます。ヒルクライム中は特に問題ありませんが、ダウンヒル区間になると一気に汗が冷え、身体の表面温度が下がります。そんな場面にドライナミック メッシュを使用すると、メッシュ構造の保温効果に助けられ、とても快適にトレーニングを持続できます。過酷な冬季のトレーニングでは手放せないアイテムとなっています。
プロスノーボーダー、長野オリンピック ハーフパイプ日本代表
渡部 伸一
ウインターシーズンをメインにドライナミックメッシュを着用しています。
今までは、ウール製のベースレイヤーを素肌に着ていましたが、ドライナミックメッシュをベースレイヤーの下に着用することで汗をかきやすいスノーボード滑走時やBCでのハイクアップ時等、運動量が多い時でもベタつきがなくドライで汗冷えすることがありません。
気温が低く厳しい環境の雪山では肌とベースレイヤーとの間に空気の層ができるため、保温性が高く、低体温へのリスクも軽減。
快適な体温を保ち常にドライでストレスのないスノーボーディングができます。極寒のハイシーズンから暖かいスプリングシーズンまで、着心地の良いアイテムです。
[モーターサイクル] JNCC COMP GP クラス2014・2015二年連続チャンピオン
渡辺 学
これまでレースで走る際には出来るだけストレスをなくし走りに集中するため、上半身はジャージのみ、 下半身はモトクロスパンツの下にインナーパンツのみ、そのほか怪我防止アイテムのウエストベルトとニーブレースという最小限の装備でした。 今回ミレーのドライナミックメッシュを着用した第一印象は体にピタッとして着心地がよく、特にモトパンの下は常に涼しく快適でした。 エンデューロは大自然の中の特設コースを約3時間バイクで走り続ける長距離耐久レースなので、 擦れなどに対する素材の耐久性はもう少し欲しいですが、嵩のあるメッシュだからこその利点もあります。 それは上半身。ジャージの下にドライナミックメッシュを着用した瞬間は1枚追加しているので今までより少し暑く感じます。 でも汗を大量にかいた時や、雨天、あるいは川渡りの水で濡れたとき、今まで気になっていた、 ジャージが体に貼りついて引っ張られる感覚がなくなり、ストレスや疲れを感じず涼しく快適に、そして何よりも走りに集中できます。 その意味でより過酷な状況になったときこそ真価を発揮するアンダーウエアだと思います。
シーカヤックインストラクター
長桶 純至
ドライナミックメッシュを3月の伊豆でのサーフカヤックで2週間使用してみたところ、予想以上のウォーターアクティビティとの相性の良さを感じました。
サーフカヤックでは素肌にウェットスーツを着用していましたが、ドライナミックメッシュの上にウェットスーツを着用してみたところ、水中でも水から上がった時でも、今まで感じていた冷え感が大きく軽減されたことに驚きました。メッシュが肌とウェットスーツとの間に空気層を確保するため、ベッタリ感が無く、暖かく快適でした。
また、着心地も素肌にウェットスーツを着用した場合、肌が擦れる不快感がありましたが、ドライナミックメッシュを着用すると生地もソフトでストレッチ性が良い為、肌触りが心地よかった点も気に入りました。登山のアクティビティから生まれた製品ですが、ウォーターアクティビティを楽しむ方に、ぜひおすすめしたですね。
アイスクライマー
八木 名恵
最もよく使用するのはノースリーブとショートスリーブです。 アイスクライミングだけでなく、夏も着用するし、アクティブシーンだけでなく移動時もスーツ着用時も使用しています。どちらも1年を通して使用しています。 春、夏はよくロードレーサーに乗ってロングライドに出かけますがサイクルウェアの下に必ず着用します。汗をかいてもサイクルウェアが体に張り付かず快適さをキープしてくれますし、下りのシーンでも汗冷えを軽減してくれます。汗びっしょりから汗冷えへの急激な状況の変化は、サイクリングだけでなく山のアクティビティでも同様です。 春、秋の朝晩の冷え込み時も体温調整が容易になるから、アウトドアシーンは勿論、大事なミーティングでスーツ着用の際も使用します。緊張でも、長時間の移動でも汗はかきますが、汗抜け最高峰のドライナミック メッシュを着用していれば、大切な方にお目にかかってもニオイも予防してくれています。 夏は涼しさと快適さを提供してくれる一方、冬はアウターの暖かさの機能を最大限に引き出すための立役者として活躍してくれています。 寒さにはめっぽう弱いアイスクライマーの私は、ドライナミック メッシュを着用するようになってからは寒さが楽しめるようになりました。 ベースレイヤーの下に着用すれば空気の層ができ、レイヤリングを軽量化できます。W杯の勝負服として、欠かせないアイテムです。
冒険家
南谷 真鈴
通気性に優れているので肌がベトベトしている様な不快感が激減します。 その上、汗冷えしにくく空気の層が出来るお陰で冬は暖かく、夏は涼しく過ごせます。 また、二泊以上の連続したアクティビティーや、長時間の移動の際にかいた汗での疲れを軽減してくれるため試合時など、本気で向き合う時の味方です。 デリケートな肌の方にもおすすめで、ウール製のベースレイヤーを素肌に着ることが苦手だった私でもドライナミックのお陰でストレスなくアイスクライミングに取り組むことが出来ます。 女性モデルはカップ付きなので締め付けによるストレスも回避でき、毎日でも着用したくなるアイテムです。