日時:11月7日
場所:神奈川県秦野市の山岳スポーツセンター
2020年度パラクライミングジャパンシリーズ第一戦を行いました。
今年の3月に広島で行われるはずの第二回パラクライミング日本選手権2020が、コロナの影響でキャンセルとなり、
今回開催できることは非常に考え深いものがありました。
また、収束していないコロナ禍での開催とあり、徹底した感染予防対策を行いながらの
開催は、様々な面で今後の大会のあり方を考えさせられた良い機会でもありました。
大会当日は、曇りのち雨の予報でしたが所々で晴れ間ものぞきました。
途中何度か小雨にあいましたが、無事決勝まで行うことが出来ました。
当日は欠場を含め、計22名のパラクライミング選手が全国から集結し、非常にレベルの高い登りを見せてくれました。
中でも去年の世界選手権で初参加のALクラス(切断)やRPクラス(神経障害)の選手が大変素晴らしい登りを見せ、来年の世界大会(モスクワ)への期待が高まります。
世界に誇れる最強Bクラス(視覚障害)選手の登りは圧巻で、この場所で世界のトップクラスの選手が激突しているシーンは、事前予約で観に来られた観客を魅了させました。
どのクラスも非常に高いレベルの登りができた一方で、様々な課題、また足りない部分を確認できた選手も多かったと思います。
今回の大会は、共同代表を務めるミレーアドバイザーの私、鈴木が運営責任者として慣れない業務を行いました。
様々な反省点を残しましたが、運営して初めて気付くことがあるからこそ、次回は今回以上に良い大会ができると確信できた今回の大会でした。
来年広島で行われる日本選手権では今回学んだことを生かし、今までにない最高の大会を作り上げるつもりです。