大会を終えて・満面の笑みの選手&コーチ陣
大会名:
IFSC Paraclimbing World Championships – Briançon (FRA) 2019
日程:16-17, July, 2019
大会結果:
・B2女子:江尻弓/銀メダル, 青木宏美/4位
・RP3女子:吉田藍香/金メダル, 吉田桃子/銀メダル
・AU1男子:大沼和彦/12位
・B1男子:小林幸一郎/金メダル
・B2男子:会田祥/金メダル, 濱ノ上文哉/4位
・B3男子:江尻元洋/銅メダル, 蓑和田一洋/5位, 星野隼人/6位
・AL1男子:大内秀之/銀メダル, 平野良彦/5位
・AL2男子:結城周平/7位, 狩野草原/17位
・RP3男子:高野正/9位
*以上敬称略
メダル獲得数:金メダル/3, 銀メダル/3, 銅メダル/1, 合計7
51歳で大会4連覇を成し遂げた小林幸一郎選手とコーチ鈴木直也
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以下、日本パラクライミング協会副会長であり、ミレーアドバイザーの鈴木直也より
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今回の大会は今までとは違う大変大きな意味がありました。
開催地が日本からフランスへと変更され、多くの選手が怒り戸惑い、諦め始めていました。
しかしながら、協会から募集をかけた支援金が多く集まり、金銭的に問題を抱えていた選手およびスタッフへの大きな力となり、今回、総勢16名の選手が参加できることが出来ました。
今回の大会では、過去最高のメダル数を獲得する事が出来、応援していただいた皆様への恩返しとなったと確信しております。
今後のパラクライミングの方向性として、2021年のモスクワ大会が既に決まっておりますが、参加人数が今以上に多くなることを想定すると、単体での開催が避けられない可能性も出てきております。
個人的な意見ですが、IFSCの傘下で引き続き大会を行なって頂きたいと願っております。
パラも一般もやっていることは同じ事であり、皆さんに知ってもらう機会を作るには、この方法が一番だと信じております。
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会場でのヒトコマ・クレイジーカラーのハットがお似合いの小林選手
鈴木直也
1992年にアメリカはコロラド州に渡米。アメリカのアウトドアプログラムとロッククライミングフィールドに魅了され、コロラド山岳大学に入学、ロッククライミングを中心とした、野外指導学科を専攻する。同大学卒業後、多数のフィールドでクライミングの講習やガイドをし、以後、自身の活動フィールドを母国日本にも伸ばす。
現在は、ガイド、ジム運営、オートビレイ機の販売及び点検、そして日本パラクライミング協会の副会長としても活躍し、様々な方面からクライミングの普及に尽力する。
AMGA (アメリカ山岳ガイド協会)公認ロッククライミングインストラクター
AMGA公認 ロッククライミングウォールインストラクター
PCGI (プロフェッショナルクライミングガイドインスティテゥート)公認マルチピッチガイド
問合せ先:株式会社サンドストーン