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今春夏から展開を始めた、トレイルラン&スカイランニング用バックパック:インテンスシリーズ
涼しくなってきたこれからの季節、インテンスを背負って紅葉の山々を駆け巡ろう!
今回は、アドベンチャーレース他イベント企画・運営などを手がけながら、自らも積極的にレースに参加する佐藤圭介さんのインプレッションをモデル別に紹介します。自身のスタイルに合ったモデル選びの参考にしてみてください。
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インテンス15:
インテンス 15 の想定されるシーンは1日をかけて行くアルプス山行や 50kmを超えるロングレースに向く仕様だと思います。フラスコ 500mlは前付で 2 本入りますが、印象としてはポケットに入りやすい。そしてコードを引いて固定しやすいです。ポケットの容量が縦に長いため、エイドなどで水を入れ足したフラスコもすっと入り、ストレスがありません。容量が少なくなると、長いポケットに口をつけるキャップ部分が沈みこ
んでしまったりありますが。フラスコ上部のプラスチック部分をコードで締め上げれば問題ありません。容量はレインウエア、エマージェンシーキット、防寒具、ヘッドライトなど食料そして、ハイドレーションパックなど一通り入り、ものをかなり入れても、良く伸びて背負ったフィッティングがとても良いのが特徴だと思います。そして胸のベルト上部二か所と背中のスピードフィットコードでの固定。走行中特に駆け下りなども揺れないです。ベルトもコードも引くだけで、操作も容易で緩みも少ない。他前側のポケットはチャックで開ける内側と網状になっている外側に分かれています。やや狭い印象ですが、ベルトと組み合わせることで、大きく問題は解消するように思います。
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インテンス5:
インテンス5の想定されるシーンは 3~4時間程度の里山などのトレイルラン、や 40kmくらいまでのショートのカテゴリーに入るレースに向く仕様と思います。
容量的にインテンス 15 より 10 リットルも落ちますが、リュックの外側が良く伸びるため10リットル相当まで入りそうです。レースで使用する最低限のものは入るため、ロングレースでも使用できます。他前側のポケット類、フィッティング等はインテンス 15 と同じです。他に改善できればと思うのは、前側のポケット容量です。こちらにジェル類がもう少し入るとレースでのザックの背負い、降ろしが減ると思います。またストックですが折り畳み式のものを斜め掛けすることができました。とてもいい感じです。
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インテンスベルト:
短時間レース、バーティカルなどで活躍し、最も使用頻度も高いです。インテンス 5、15の前側ポケットの容量の少なさを補う、容量が入るベルトです。左右にベルクロがあるので、切り離しと前側と後ろ側をずらすことが容易で、作りが分かりやすく取り出しやすいです。ジェル、携帯、シェル、フラスコなど全部入ります。5 時間くらいまでの行動ではこれだけでも行けてしまいそうです。チェック部分の生地が伸びやすくいいですが、やや生地が薄いか、もしくは縫い合わせの構造のためか、ジェルの包装のとがった部分で、生地に開いた穴が大きくなってしまいました。容量は十分なのと、詰め込みすぎてしまうので、部分伸びる素材を使用しても良いかと思いました。
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プロフィール:
佐藤圭介( さとうけいすけ)
1986 年生まれ神奈川県愛甲郡愛川町在住。BukkaSkyClub 所属。高校大学は陸上競技( 長距離、競歩)に取り組む。大学時代はインカレ、日本選手権などに出場。現在は丹沢山系をフィールドに、スカイランニングクラブを主宰し、スカイランニングを山間地の地域スポーツとして仲間とトレーニングに励む。冬季は山岳スキー競技にも取り組む。
BukkaSkyCLub HP http://bukkaskyclub.wixsite.com /bukkaskyclub
他にアドベンチャーレース他イベント企画・運営、富士山ガイドなども行っている。
戦歴スカイランニング日本選手権( Ultra) 20157 位 2016 年 4 位 201736 位 201810 位他海外のスカイランニングレースに毎年出場している。
2015LimoneExtreme(Ver tical&Sky) 2016BuffEpicTrail (Vertical&SKY) 2017Ultrapireneu( Ultra)