シダ植物の観察・勉強にもってこいのフィールドを見つけちゃいました。
この時期はほとんどの草木が枯れ始め、シダ植物に目をやりやすい時期ですね。
この一枚岩に、7種のシダ植物が着生していました。
まだ少し苦手意識があるので、この日はシダの図鑑だけを持ってやる気満々。
目に付いたシダを、ひたすら同定していきました。
花をつける被子植物と違い、シダ植物は花をつけず、胞子で増える。
見た目は華やかとは言えず、似通った形態のものがかなり多いのです。
似てますね…右の塊がツルデンダ、左下の塊がイワデンダ。
しかし、葉裏を見てみると十人十色。
胞子嚢群(ソーラス)の形は種によって様々ですし、
褐色や白色の毛のようなもの(鱗片という)が生えていたり。
シダを見つけたら、とにかく葉をめくってみてください。
おもしろい発見が、きっとありますよ。
ツルデンダのソーラス。
胞膜に覆われている。
乾燥や雨、虫などの外敵から保護する役割を持つ。
ひとつ失敬して、裏返してみた。
この黒い粒が胞子嚢。この中に、胞子がたくさん詰まっています。
イワトラノオを下から撮影。
芋虫のような形のソーラスですね。
クモノスシダ。
葉の先端が細くなり、つる状になる。
シダっぽくないですよね。
クジャクシダ。
孔雀の羽根を広げたような形が、名前の由来です。
ツルデンダ。
暗い沢沿いの岩壁に、たくさん生えていました。
このフィールドは、沢の徒歩や鬱蒼とした斜面を登る場面が多い。
そんな時のパンツは、ティフォンタフが心強いですね。
長靴の上から履けば、躊躇することなく沢に入ったり、滝の近くでも行動できますし、生地がしっかりしてるので擦れに強い。
ハードウェアでありながら、しなやかで動きやすい。
私にとっては、無くてはならないウェアのひとつです。
KUSACO的、秋の冒険鉄板コーデ2022はこれです!
上はワッフルウール+ウィンドプルーフインアンドアウト着用。
歩きは亀のようにゆっくりで、立ち止まることが多い。
加えて寒がりなので、体にフィットして柔らかな暖かさを感じられるワッフルウールシリーズが大のお気に入りです。
透湿性があり、汗による蒸れを逃がしてくれるので、快適です。
ティフォンタフもウィンドプルーフも、かなり激しく使ってますが、生地がへこたれないので信頼感バツグン。
車に常備している優秀ウェアです。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
ホコリタケ(キツネノチャブクロ)を見つけると、つんつんせずにはいられない…
足元に現れたエゾアカガエル。
めんこい子と目が合った。
秋の散策は、なんだか気持ちが落ち着きます…。
空気が澄んでて美味しいですよね。
こちらは北の大地、北海道。
平地でも、もうそろそろ雪が降りそうです。